猫探し完了

あれこれと

DVC00011.JPG三毛猫のミャー子は先日、無事に戻ってきたというか捕獲しました。
チラシを貼った後にしたことは、目撃情報が寄せられましたので、その周辺から家へいたるまでの住宅地図に猫のえさ場と集会場をできうる限り書き込んでいきました。
その後、猫のえさ場まわりで夜戻ったら、庭でミャー子を見かけたので玄関先に餌とネットワークカメラを置いてみました。
しっかりと餌を食べにくるミャー子の姿が映っていましたので、3~4日かけて滞在時間を調べました。そして、餌を徐々に家の土間の方へ移動させ、誘い込んでいったのです。
最後は、土間に入ったミャー子を息を殺して待っていた私が、背後のドアを閉めて土間に閉じ込めて捕獲となったわけです。

今回三毛猫のミャー子探しをしていて、いろんな方にお会いしました。
猫好きな琉球空手家の方。いかつい感じでしたが、良い方です。運動不足なので、道場に見学に行ってみようかな。本当に猫好きなんだな、と思いました。

ネコオバサンたち。野良猫に餌を与えることに対する賛否はあると思います。彼女たちは本当に猫好きです。しかもうわさ話好き(笑)
楽しい方達でした。

動物嫌いな方達。猫のえさ場はこの方から教えていただきました。嫌いだから、すぐに目につくのでしょうね(笑)
双方の話を聞いて、猫好きな人は、猫が嫌いな人の気持ちがわからない。嫌いな人は好きな人の気持ちがわからない。お互いの気持ちが本当によく分かるならば、世界には紛争なんて起きないよね~と思ったりもしました。

今回、猫のえさ場で知ったのは、やはり飼っていた大人の猫を捨てる人がいるということ。生き物を飼う時の、最低限の約束は、きちんと世話をして、最後まで看取ることだと思っています。事実、夏休みの自由研究にくる小学生たちには、そう言っています。きちんと世話をして、寿命で死ぬまで面倒をみなければ、飼わないで欲しいと、猟犬の例を挙げて言っています。
狩猟をする犬は、飼い主との絆が必要です。この絆は簡単にできるものではないことは、動物を飼ったことがある人も、ない人もわかると思います。しかし、少数ですが、狩猟シーズンが始ると犬を買い、猟期が終わると山に捨てる人も中にはいるらしいです。オフシーズンの世話を嫌がってのことかもしれません。犬が病気や高齢になって、猟に使えなくなると山に捨てる人もいるらしいです。その犬たちは野犬化します。
人間がいなくても、犬だけで猟はできます。しかし、犬がいないと人間だけでは猟はできません。人間が猪のねぐらを見つけられますか?
そんなに鼻がききますか? 猪や鳥をポイントして、足止めできますか? できないのが現実です。
猟犬も愛玩犬もいろんなことを教え、与えてくれます。そのための対価をきちんと人間は払うべきだと思っています。それは、きちんと世話をすることであり、遊ぶことであり、最後まで看取ることだと思っています。

今回、ミャー子探しでお世話になった方々は、みな「よかったね~」と安堵してくださいました。大きな怪我もせず、事故にも虐待にもあわず、少しの怪我と痩せただけだったので、ホッとしています。

今回のことで改めて気付いたこと。
やっぱりデータをとるのが好きな自分がそこにいました(^^;