精神的に疲れると、読みたい漢詩があります。
陶淵明の「帰去来辞」です。「帰りなんいざ・・・」で始まる有名な漢詩です。あの中の「已ぬるかな 形を宇内に寓する、復た幾時ぞ。」という箇所が大好きです。広大な世界をかいま見れるようで、この時の大きなゆらぎを感じるような気がします。
もう1冊、読みたくなる漢詩は、屈原の「楚辞」です。情熱の詩人といわれた屈原は春秋戦国時代の人です。この楚辞のなかにある「天問」が好きです。中国の創世神話に対する疑問を連ねたものですが、その歯切れのよさが大好きです。この「天問」を読みたさに楚辞を1冊買いました。
夏の疲れが心身共にでる時期、気分転換に漢詩を読むのもいいものです。

陶淵明全集〈上〉 (岩波文庫)
陶淵明全集〈下〉 (岩波文庫)
楚辞 (新書漢文大系)