なぜかな

あれこれと

なぜかな、ふと星野道夫の写真集を見たくなる。
なぜかな、彼のDVDを見ると深呼吸ができる。
なぜかな、よみがえる冷たい空気がすごく寂しくなる。
なぜかな、鼻腔が覚えている氷河の匂いが悲しくなる。
なぜかな、私はいつも広大な原野で一人立っている。
屏風のような崖のある、さほど広くはない川岸で、ワスレナグサの咲く大地。

私はとても小さいんだと、あの時ワタリガラスは教えてくれた。
空はとても大きいんだと、ハクトウワシは教えてくれた。
大地は暖かいんだと、レミングが教えてくれた。

きっと私はあの大地と繋がっている。そう思うと心が広がっていく・・・