第1回子ども学芸員養成講座
COVID-19の感染拡大に伴い、延期になっていた今年度の子ども学芸員養成講座が、8月10日からようやく始まりました。
今年は参加者数も半分、時間も短縮で開催です。
大雨で河川敷は泥が上がっており、さらにぬかるみもあり、草刈りもまだでしたので、大型のイネ科が2m近く伸びているという状況でした。
活動範囲が狭い中でも、見つかる虫はいます。アオスジアゲハやキアゲハ、ナガサキアゲハ、ウスバキトンボも飛び、アブラゼミとクマゼミもうるさいくらい鳴いていました。アシナガキンバエも葉の上を忙しく走り回っていました。
今回は、結構おもしろい虫が見つかったと思います。
クロトゲハムシは触覚の付け根までトゲがついています。キリギリスは肉食で、この個体はコオロギの幼虫を食べているように見えます。
オニグモは絵にかいたようなきれいな八角形の巣をはります。今回は餌に壊されていたようです。
しかし、でかい・・・まじまじと見たのは初めてです(^^; (最初、ツチグモとかハシリグモと思った)
エンマムシもこれまで気が付かなかった種です。ハムシ類に次いでシデムシ類も深い・・・
スジチャタテは最初、アリが移動しているのかと思いました。群れでクワの木の幹を移動する様は、王蟲の大海嘯を彷彿とさせます。
群れるのは幼虫の時だけで、羽化すると散ってしまうそうです。
ビロウドコガネは一番好きなコガネムシです。このマットブラックの美しさ・・・・絶品です。