このカテゴリーは久々の更新かも・・・
上橋 菜穂子のファンタジーです。
彼女の作品はとにかく世界観がすばらしい。
さすが文化人類学者、文化の交錯、人種の流れ・・・さまざまな人種を描きつつ民俗的背景も織り交ぜられ、物語がリアリティを持って迫ってきます。

読後、懐かしい感覚がよみがえってきました。
すべてがフラットで広がっていく感覚。
上も下もなく、ただ同じ大きさで敷き詰められた小さな点の感覚。
自分と猫とネズミとハエとクヌギとハクセキレイと様々な命がフラットに広がっている。

全ては丸くて、きっと上下とか優劣とかは狭い世界の中のことなんだと改めて思いました。

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)
獣の奏者 2王獣編 (講談社文庫)
獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)
獣の奏者 4完結編 (講談社文庫)
獣の奏者 外伝 刹那 (講談社文庫)